1. HTML の基礎と JavaScript
1.1 土台となる HTML コード
まずは、*.html
/ .*php
形式のファイルを作成し、以下のソースコードを記述します。
オンラインコードエディタで以下のコードを実行し、「Hello World!」と表示されることを確認してください。
- 1 行目:
<!DOCTYPE html>
は、文書が HTML5 であることを示すドキュメントタイプ宣言です。 - 4 行目:
<meta charset="UTF-8">
は、ページの文字エンコーディングが UTF-8 であることを示しています。 - 5 行目:
<title>
タグでは、ブラウザに表示されるページタイトルを指定します。
1.2 JavaScript の記述
HTML ファイルの中に、ページの動的な変更を可能とする JavaScript を記述していきます。
以下のように、JavaScript コードは <script>
タグで囲って </body>
の直前に置きます。
1.2.1 JavaScript の記述位置
本演習では JavaScript コードは他の全ての要素が読み込まれた後、すなわち </body>
の直前に置きます。
<head>
の中に置くこともできますが、その場合はwindow.onload
などのイベントハンドラを利用して、
ページ読み込み後に JavaScript を実行するなどの工夫が必要になります。
1.2.2 ファイルの分割
本演習では基本的に、一つの HTML ファイルの中に JavaScript を記述することを前提に進めていきますが、 JavaScript は別ファイルにしたほうが、プロジェクト全体の見通しが良くなります。 また、外部 JavaScript を呼び出す場合、ファイルがキャッシュされ以降のページ読み込みが早くなることがあります。
例えば、外部 JavaScript ファイルとして js/main.js
を読み込ませる場合、ソースコードは次のようになります。