3. 変数とデータ型
JavaScript でプログラミングを始める際に、変数とデータ型は基本中の基本となります。変数に値を格納し、その値を操作することでプログラムを動作させます。それでは、具体的に見ていきましょう。
3.1 変数の宣言と初期化
JavaScript では、変数を宣言するためにvar
、let
、およびconst
の 3 つのキーワードを使用します。
3.1.1 var
古くから使われている変数宣言方法です。関数スコープを持ちます。
3.1.2 let
一般的にはlet
を使うことが推奨されます。ブロックスコープを持ちます。
3.1.3 const
定数を宣言するために使用します。再代入ができません。
3.2 データ型
JavaScript のデータ型は大きく分けて二種類、プリミティブ型とオブジェクト型があります。
3.2.1 プリミティブ型
プリミティブ型には以下が含まれます:
- 数値(Number)
- 文字列(String)
- 真偽値(Boolean)
null
undefined
- シンボル(Symbol)
- ビッグイント(BigInt)
3.2.1.1 数値
3.2.1.2 文字列
3.2.1.3 真偽値
3.2.1.4 null
3.2.1.5 undefined
3.2.1.6 シンボル
3.2.1.7 ビッグイント
3.2.2 オブジェクト型
オブジェクト型には配列、関数、日付などがありますが、ここでは基本的なオブジェクトを紹介します。
3.3 型変換
JavaScript では、必要に応じてデータ型を変換することができます。
3.3.1 明示的な型変換
3.3.2 暗黙的な型変換
3.4 まとめ
変数とデータ型は、JavaScript を扱う上で基本となる知識です。var
、let
、const
の違いやプリミティブ型とオブジェクト型の使い方を理解し、適切に扱えるようにしましょう。
次回のトピックでは、演算子と式について詳しく学びます。